ひと昔前はお砂糖は脳に必要な栄養素などと良い面をあげられていたのですが、実際のところ身体でそれを感じると、その影響が分かると思います。
私個人の感覚では砂糖を取ると身体が重くなり疲れやすくなります。
普段、砂糖を控えているのですが何かのお付き合いでどうしてもお菓子が出されるとお月以上で断りにくいものです。
そういうわけでなかなかきっぱりやめるということはしていませんでした。
でも、9月にやめるきっかけが出来ました。
それをきっかけに、お砂糖、小麦、お酒断ちをいっぺんにしました。
するとどうなったかというと離脱症状があらわれました。
砂糖の入ってないものでも食べられるものはいくらでもあると思っていたのですが、食事をしてお腹が一杯になっても、満腹なのに脳が満足しないという状態になってびっくりしました。
確かに甘いものやお酒は、自分をねぎらう意味で「癒し」でもあるのですね。
仕事の合間に一休みで甘いものを、夜は仕事が終わってほっと一杯というのがご褒美だったわけです。
脳が満足しないので、食べても食べても、これで充分という感じがしないのです。まさに麻薬ですね。これではなかなか断ちきれないのも無理はありません。
そのつらい二週間をこえて、砂糖をすっかり止めると、子どもの頃にお砂糖の味を体験し始めたころは、本当は砂糖の入った甘いものに違和感を感じていたことを思い出しました。
最初は毒々しいほどの甘さを感じるお菓子などは、決して美味しいものではなかったです。
それを口にするたび「?」を感じていたのに、いつのまにか毒々しい甘さに慣れてしまっていたことを思い出しました。
このお砂糖に毒される前の子どもの頃の感覚を思い出すと、もう砂糖たっぷりも甘いお菓子に惹かれるということは起こりません。
周りの人は甘いお菓子が食べられなくてかわいそうと思っているようですが、世の中には砂糖以外に甘い食べ物はたくさんあります。果物もとても甘いですが、お砂糖とは明らかに作用が違います。
思い切ってお砂糖をたった後にどんな素晴らしい世界が体験できるかぜひ挑戦してみてください。
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