せっけん生活のススメ

石鹸作りの楽しみが味わえます。

Indigo Wildの石鹸。

Indigo Wild の創始者ベッツィはガンを患い、その際に臨死体験をしました。がんの化学療法に伴う肌の乾燥やかゆみに悩まされた経験から保湿力の高いゴートミルクの入ったZUM BARが作られています。

合成洗剤の害を告発した船瀬俊介氏の本。何が良くて何が良くないかさえ見分けられないというのは情けないことです。少しでも勉強して自分の目や感覚で見極められる審美眼を養いたいものです。

私がせっけん生活を始めることになったきっかけはせっけん作りがきっかけでした。

たまたまみた雑誌にせっけんの作り方が載っていて作ってみたのです。

 

手作りしたせっけんを使ってみると、泡立ちが良いことや洗浄力、洗い上がりのさっぱり感に驚きました。

昔々、小学生の時に一度雑巾を手洗い用の石鹸で洗ったことがありました。

きれいになるどころか、いくらすすいでもべとついた感じのものが残って雑巾は臭くなるし捨てるしかなくなったという経験をしました。それ以来、手洗い用のせっけんで洗濯をしたらダメなんだという記憶が強く残っていました。

 

でも、手作りしたせっけんは洗顔から髪の毛、洗濯、食器洗いまで何を洗っても洗い上がりすっきりで万能に使えます。

かつて経験したあの気持ち悪い体験は、あの石鹸が合成石鹸だったからなのでした。

固形の形をしているので、一見ほんもののせっけんのように見えますが、実はほとんどのものが合成石鹸というのが日本の現状です。

 

せっけんは手づくりできるくらいですから、本来は素材はシンプルです。

油分とアルカリを反応させて鹸化させたものです。

合成石鹸は作り方も成分もそれとはだいぶ違うようです。

 

石鹸はとても心地が良く、お風呂で泡だてたりしているだけでも、あまりの気持ちの良さに癒されます。それを体感すると、もう合成のシャンプーや洗剤は気持ちが悪いという感じがします。

 

それで自然に家には石鹸しかないという生活になってしまいました。

 

昔はドラッグストアに行ったら、なんだかんだといろいろ買っていました。

でもいまは、ドラッグストアに行くのは月に一度あるかないかです。

住宅用洗剤から洗濯用の合成洗剤、シャンプー、リンスなどはもう一切買う気になれません。

おかげで家の中はとてもシンプルです。

お風呂場にも石鹸トレーに石鹸がひとつ、他にはリンス用のクエン酸の入った入れ物があるだけですむのですよ。

クエン酸は洗濯の柔軟剤代わりも兼ねています。

 

とにかく気持ちが良いということで、知らずに石鹸生活になってしまいましたが、あとから聞くところによると合成洗剤は石油由来の界面活性剤やさまざまな合成の添加物のせいで、健康被害の原因になったり、河川を汚す、動物実験の犠牲のもとに製品化されているなど、大きな犠牲のもとにその流通が成り立っているそうです。

 

ほとんどの人はそういった集合意識のカルマを受け入れるしかないと考えているようですが、テレビコマーシャルですり込まれている洗脳から脱したら、そこから出るのはとても簡単です。

長いものに巻かれて、無知でいるために犯しているカルマのつけは当然自分や家族が払うことになるし、それだけではなく地球環境や他の生き物にも害を与えています。

 

石鹸も使い過ぎれば河川の汚染につながります。

なので、石鹸をなるべく使わないという意識も大事です。

それに代わるものもあります。

毎日の生活の中で、毎日の繰り返しの中で、地球を思いやる生活が出来るとそれだけでも幸せな気持ちになれます。