本質を生きるために

これまでたくさんの精神世界やスピリチュアルに関する本を読んできました。なぜなら、ずいぶん前から本当のことを知りたいと強く求めていたからです。そういう興味というか欲求は魂のレベルから来るものです。

地球の現実はどう生き残るか?どう成功するかというサバイバルが中心で成り立っていますので、その部分に適応しようとするとむしろ真実と言うのは邪魔になることが多いのです。

この世界はとりあえずの現実を生きることに多くの人が精一杯で、目先の損得以外に本質を見極めようという余裕はなかなか持てないようになっています。

そういう中でより本質を知りたいという気持ちで求めてそのような人たちがこの本に出会うように思います。

実をいうと、私はもう随分前にこの本を購入していたのですが、その時は難しく感じて読めないまま本棚にしまってありました。

それが昨年とある体験をして、ーーそれはこれまで聞いたこともないし、もちろん見たこともないし、本にも書いていなかったような世界を見るような体験だったのですがーー、それで本を読んでも分からないような世界があるということで、本で識ることは手放そうと本棚の本を整理し始めました。

(これを書いていて思い出しましたが、以前あなたが知りたいという欲求を手放したときにすべての情報が下りてくると言われたことがありました。言わんとすることは分かりましたが、本で読む知識欲をなかなか捨てることが出来なかったのです。)

そんな中で足立さんの本が出てきて、中をぱらぱら見たときに、読まずに手放すのはもったいない気がしてとり合えず一度眼を通そうと思ったのです。

読んでみると、本の内容がとても良く分かりました。この本に書かれていることはまさに目に見えないし証明もしようもないことなのですが、それでも科学的な視点で具体的でより高い次元や意識の物の見方について書いてあります。私が今の時点で読むことがこの本を理解するのにちょうど良いタイミングだったと思います。

 

精神世界やスピリチュアルの世界では、いままさに地球は分岐点に立っていて、これまでの古い世界観から新しい世界へと移行する時期ということがいわれています。また、そういった新しい世界に向けて意識をシフトするためのスピリチュアルな講座などがたくさんあり、それでビジネスが成り立っているくらいです。

私もそういう講座にいくつか参加してきましたし、本もたくさん読んできました。そういう中で足立さんの本を読むと、情報としては全く違うことを言っているわけではないのですが、精度がかなり信頼できるように思いました。

 

そうはいっても、結局究極のところは今の私には分かりようがないのですが、「この先どうなるのだろう?」「今すべきことは何なのか?」ということは多くの人が求めていることだと思うのです。足立さんが情報を受け取るようになってからの経緯や、出来るだけ本当のことが知りたいという真摯な気持ちで取り組まれてきたということが信頼できますし、このような情報を本以外にあまり公にせず、本質が知りたいと純粋に求めるような限られた人と交流することで、情報や目的意識を濁らせないということの大切さも感じられます。

私自身、もっと多くの人が地球の本質に気がついて多くの人の意識が変わってEGHOベースの世界からEVHAの世界に変わっていくのが理想と思ってそのためにはどうすれば良いかというような考えでいました。

けれども、実際のところは先にも書いたように、自分がサバイバルすることで精一杯だったり、少し余裕があっても新しい世界だのスピリチュアルだのの世界観はとても考えられない、それこそ現実逃避だというような人たちの方が多いのです。その考えを信じてその世界を求めている人たちに、そんな情報を伝えることは全く無意味ですし喧嘩になってしまいます。

また実際にスピリチュアルを自分の現実から目をそらしたり、自分を欺くために利用している人たちもいるのですから、やはりここまで来た今となっては、より広くというよりもより強く真剣に求める人と繋がっていく方が大事なのでしょう。

足立さんの情報によると、地球が何年か後には空間移動してその際に私たちは一度CAU(クォーク)の状態に戻り、あるところまでシフトしたEXA PICO(魂)だけがい空間移動後の地球に再現するというのです。学びを達成できなかったEXA PICOはCAUに戻るということが宇宙の恩寵だと言います。それならばもうこの地球の文明の在り方が今のまま変われなくてもただそれだけのことなので何も問題はないということになります。むしろそれより、ひとりひとり個人が自分の魂のために真剣に学びたいかどうかということが大事だということになります。それが分かるとずいぶんほっとしますし、自分がどうすれば良いのかという答えもおのずと見えてくる感じがします。