細胞の元気度は、以下の項目を見るものなのですが、
私がはじめて検査を受けたときに35点満点中14点というひどい点数だったところです。
○ 酸化度
○ 酸性度
○ エネルギー産生能
○血行(末梢微小循環)
最初の二つは細胞の中にどれくらい老廃物が溜まっているかを見るものです。
最近は活性酸素やフリーラジカルという言葉もよく耳にするようになって、いかに体のサビを取り除くかが老化防止のカギになると言うことは一般常識のようになってきました。
エネルギー生産能は細胞の中でエネルギーがちゃんと作られているかを見るものだそうです。
最後の血行は皆さんもよく知っている血流のことで、血行が悪いと肩が凝ったり冷え性になったりするわけです。
検査を何度か受けていく中で、私の問題はとにかく血行が悪いのです。
それで血液がうまく流れていないので、なかなか細胞の老廃物がお掃除されず、この点数がとても悪いとわかってきました。
そして、血流が悪い理由は自律神経の問題があるからなのです。
とにかく緊張度が高くて、リラックスするのが難しいため、それをどうするかというのが目下の課題になりました。
先生は還元電子による治療法を中心に食事や栄養素、運動の指導なども合わせてアドバイスして下さいます。
還元電子治療はこの血流や自律神経を整えていく、免疫機能をあげていく、炎症を取っていくということ全てに効果があるのです。
自律神経のパターンを変えていくのはなかなか大変です。
これは脳のパターンで、特に幼少期の頃にどうしたら「生き残れるか?」というサバイバルの戦略として獲得した機能なので、それを変えることは肉体にとってある意味「死」を意味します。
変化するにはとても頑固で本人も気づきにくいところです。
心と体はつながっているという部分のキーになるところでしょう。
私自身にそのようなテーマがあったので、「意識、メンタル、マインド」というものが体の健康と切り離せないものだというところをこの自然療法の紹介活動の中心にしてきました。
それが結果的に関屋の瞑想センターのオープンに繋がったわけです。
久しぶりの検査で、今回とても嬉しい結果がでていました。
それは血流が良くならないと細胞の元気度は改善されていかないという大きな課題に対しての結果がでてきたからです。
前回の検査は一年と3ヶ月前だったのですが、
それまで3年間は血流が改善されているという体感も、結果も得ることができていませんでした。
夏場は血流の点数が5点中2、冬場は1という状態がずっと変わらなかったのです。
それが4年目にしてとうとう血流の改善がみられたのです。
1から2へたったの1点上がっただけですが、
それがどれくらい大きな意味があるかということを私自身もすごく感じましたし、堀口先生もその小さな進歩を起こした意味を本当によくわかっていらっしゃいました。 (その3へつづく)